Hirohisa Asahara

  • OKINAWA 2015 少年兵の見た戦場 古堅実吉さんの証言(完全版)

    「せっかく生きようと必死になっていたのに、お腹がいっぱいになったとたん、もう死んでもいいやって捨て鉢になってしまいました。『もうこれで満足だ』なんて言ってね。人間は満腹になったぐらいで理性的に考えられなくなるんだな。いま思いおこしても恐ろしいですよ」

  • いいから、さっさと公開しろ! 強制参加型反抗映画『孤高の遠吠』を 待ちながら vol.1 小林勇貴監督インタビュー 

    出演者は本物の不良たちで、ほぼ全員が逮捕されているという問題作中の問題作『孤高の遠吠』を作った男に話を聞いた。

  • 伝説の麻薬Gメン、かく語りき

    メキシコ麻薬戦争を正面から扱ったドキュメンタリー映画『皆殺しのバラッド』のトークイベントに登壇した、元厚生労働省関東信越厚生局麻薬取締部捜査第1課長の小林潔氏に、トーク終了後、声をかけた。

  • 格差社会の復讐者たち

    「詐欺の子たちはみんなカラフルですね。例えば、窃盗やってる人間には窃盗やってる人間のカラーがあります。一般社会にはないカラーで、それはそれで取材対象の彩りとしては魅力的なんですが、詐欺をやってる人間は『こいつ詐欺やってんな』というひとつの色ではなく、カラフルなんです」

  • 戦場カメラマンの憂鬱 vol. 2 - 闇を覗く者はまた、闇からも覗かれている - 亀山亮

    亀山亮は、中学でラリー・バローズや沢田教一らに憧れ、高校に入るとラブホテルのリネン洗いのバイトをしてカメラを購入、PKO法案反対デモや三里塚の反対派農家を撮影する。一貫してフリーランスで活動してきた彼は、誰に求められたわけでもなく撮影に行き、ときに負傷し、機材やカネを奪われ、疲弊して帰国。そしてまた撮影に。誰に求められたわけでもなく──。自身が見てきた戦争の実相を綴った『戦場』を出版したばかりの亀山亮を八丈島の自宅に訪ね、話を聞いた。第2回。

  • 戦場カメラマンの憂鬱 vol. 1 - 強い写真を闇雲に追い求めていたころ - 亀山亮

    亀山亮は、中学でラリー・バローズや沢田教一らに憧れ、高校に入るとラブホテルのリネン洗いのバイトをしてカメラを購入、PKO法案反対デモや三里塚の反対派農家を撮影する。一貫してフリーランスで活動してきた彼は、誰に求められたわけでもなく撮影に行き、ときに負傷し、機材やカネを奪われ、疲弊して帰国。そしてまた撮影に。誰に求められたわけでもなく──。自身が見てきた戦争の実相を綴った『戦場』を出版したばかりの亀山亮を八丈島の自宅に訪ね、話を聞いた。