自由シリア軍

  • 自由のために武器を売るシリア人

    もともと反政府運動に加わる活動家だったサメルは、内戦勃発後に知人から武器製造法を直接学び、自分の工場を立ち上げたそうだ。工場は、もともと学校として使用されていた小さなコンクリートの建物が使用されていた。砲弾を製造する部屋の隣にはサメルの寝床があり、中庭の中央には迫撃砲が置かれている。

  • 敵対行為停止合意発効後もシリアに轟く爆撃音と銃声

    リヤド氏は「停戦なんて嘘だった。今日は10回以上政府軍の空爆があった」と悲しげな声で電話してきた。敵対行為停止により、シリアの大部分は比較的穏やかにはなったものの、一部ではまだ空爆や戦闘が続いている。

  • シリア南部の要衝ダルアーをめぐる闘い②

    ダマスカス攻略のためにダルアー掌握を急ぐ自由シリア軍。ダマスカス防衛のためにダルアー掌握に焦るアサド政権。果たしてどちらの勢力がダルアーを制するのか。流血の絶えない惨禍に戦闘員たちな何を想うのか。内戦の行く末を占うべく、2015年、自由シリア軍に密着した貴重なシリーズ第二回。

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  • シリア南部の要衝ダルアーをめぐる闘い①

    2011年3月、シリア南部のダルアーでの反体制デモから広がったシリア騒乱。発端の地、ダルアーでは、未だ、アサド大統領率いる政府軍と、自由シリア軍をはじめとする反体制武装組織が攻防を繰り広げている。アサド政権の本拠地ダマスカスから約120km南に位置するダルアーは、政権、反体制派、どちらの勢力にとっても戦略的要衝の地だけに、攻防はときとして熾烈を極める。

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