LGBT+

  • 教育現場がみつめる〈当事者〉 性的少数者の人権課題への取り組み

    性別に関係なく、制服を選択できる千葉県の市立中学校、トランスジェンダー学生の受け入れを発表したお茶の水女子大学など、性的少数者の人権課題に取り組む学校が徐々に増えている。教育現場で〈当事者〉をみつめる、埼玉県川口市立東中学校の安部正幸校長は、性的少数者の人権課題とどのように向き合おうとしているのだろうか。

  • 16歳のジェンダー・アンバサダー

    イギリスのブリストルには、ティーンエイジャーたちが学校で直面する性差別やホモフォビア(同性愛嫌悪)に立ち向かうためにトレーニングする〈高校生ジェンダーアンバサダー・プログラム〉がある。その制度を通じて任命された第1期のアンバサダーが16歳のローズ・ブランチャードだ。

  • LGBTQのアート集団による挑戦的で大胆な〈ヴォーギング〉

    ニュージーランド・オークランドのLGBTQのアート集団〈FAF SWAG〉は、開かれた包括的な空間を求めている。その姿勢をカタチにしたのが挑戦的で大胆な〈ヴォーギング〉だ。ヴォーギングは1980年代のハーレムで、マイノリティーとして肩身の狭い思いをしていた黒人やラテン系のコミュニティで発展したダンススタイルである。

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  • 同性愛者であり キリスト教徒であり

    ひとつの宗派しか知らない信徒の大勢は、いわれたことを真理だと信じる。そんな状況は、同性愛者にとって実に有害だ。私は、宗教環境で苦しむたくさんのLGBTを知っている。それが原因のメンタルヘルス問題は、一生続くのだ。

  • 同性愛者と知らず結婚した女性たち

    中国の男性同性愛者の8割は、家族と社会からのプレッシャーにより、異性愛者女性と伝統的な婚姻関係を結ぶという。知らぬうちに偽装結婚をし、挙式のあとに初めてパートナーのセクシュアリティを知る女性。その〈同妻〉と呼ばれる女性と、男性同性愛者の結婚生活の実態とは。

  • 〈Bushwig〉NY最大規模のドラァグクイーン・フェス

    年1回開催されるドラァグクイーン・フェス〈Bushwig〉。6年目を迎えた今年はソールドアウト。大盛況のうちに幕を閉じた。写真家マロ・ハゴピアン(Maro Hagopian)がとらえた、美しく過激な面々を紹介する。

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  • ナイトライフから広がるインドのLGBTQコミュニティ

    インドで同性愛は違法ではない。しかし、同性間の性交渉は〈自然の秩序に反する行為〉として、刑法第377条で禁じられている。国内には同性愛嫌悪が根強く残るが、急速に現代化する若者は、リベラルな姿勢を示し始めた。最近では、パーティー、コンパ、映画祭、詩の朗読会など、LGBTQのイベントが盛んに開かれ、気心の知れた仲間たちと交流する場となっている。

  • 〈らんま 1 / 2〉は革新的トランスジェンダーアニメだったのだろうか?

    1987年から週刊少年サンデーで連載されていた高橋留美子の原作による人気漫画『らんま 1 / 2』。1989年からはアニメとしても放送され、その人気は広く海外まで届いていた。ドタバタだらけの格闘ラブコメでありながら、最近ではジェンダーフルイドを描いた革新的なアニメとして再評価されているという。

  • オーストラリアとニュージーランドにて、忘却された同性愛男性に対する暴力

    オーストラリアとニュージランドで起こっていた、同性愛男性に対する暴力事件に焦点を当てた写真家ショーン・コイルへのインタビュー。公衆トイレや街頭に照らされた通りを、暗くダークなトーンで写し出している作品は、何を意味し、何を伝えようとしているのか?

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  • トランスジェンダーの子供たちにも青春を

    2017年2月22日、トランスジェンダーの子どもたちが自らの認識に従って、トイレや更衣室を使用できるよう公立学校に求めたオバマ前政権による指針の撤回を、トランプ政権が発表した。これまで、トランプ大統領やその支持者は、性的マイノリティ支援の実施を吹聴していたが、そうはならないだろう、と誰もが予想していた。

  • トランスジェンダー・タトゥーアーティストの魔術的世界観

    マサチューセッツ州グレート・フォールズで活動するタトゥー・アーティスト、ノエル・ロングホールの美的で魔術的なアートセンスは、SNS上で数万ものフォロワーを獲得し、その数は未だに増え続けている。そんなノエルが彷徨う、暗く深い森の中を案内してもらう。

  • フロリダ銃乱射事件に対するクリントン氏など米国政治家とトランプ氏の反応

    "オバマ大統領は最終的に「イスラム過激派によるテロ」といってくれるだろうか? そうしないのであれば、すぐにでも辞任すべきだ!"