occult

  • 南アフリカ共和国の闇とオカルト特捜部

    南アフリカのオカルト犯罪特捜部創設は、世界初の試みであり、未だに類をみない唯一無二の捜査機関であった。コーバス・ヨンカーは、アパルトヘイト体制末期の1992年、司法大臣アドリアーン・フロックの命によりこの捜査部を立ち上げた。

  • ロシアに息衝く女性シャーマンの智慧

    ロシア連邦共に属するトゥヴァ共和国では、今でもシャーマニズムが日常のなかに息衝いている。そんなトゥヴァ社会のあり方は、国に伝わる伝統や自然保護について意識を高め、シャーマニズムが現代社会の中でどうしたら生き続けられるか、という手本を示している。

  • ルワンダのシンドラーは魔女

    娘は毒を盛られて死んだんだ。みんな私のことを笑うよ。『お前は赤の他人をかくまってるのに、自分の子供たちは殺されたじゃないか』って。私は言い返してやるんだ、『死に様は人それぞれ。それは神のみぞ知るところだ』とね。

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  • 聖なる呪詛 中世教会に遺されたグラフィティ

    中世教会の壁や座席には、おまじない、祈り、呪詛、守護呪文と思しきグラフィティが刻み込まれている。刻み込んだのは、主に信徒だが、教会によって刻まれたグラフィティもところどころに遺っていた。

  • 魔女狩りの犠牲者が続出するカンボジアで起きる悲劇

    魔術を使った、との理由で、伝統医療関係者の殺害される事件が、カンボジアでは後を絶たない。

  • 中央アフリカ共和国の兵士は黒魔術で砲弾をかわす

    中央アフリカ共和国は、大勢がクリスチャン、それに次いでムスリムとアニミズム信仰者がいる。しかし、ほとんどの人々は信仰に関係なく、魔術を信じている。そしてこの国では、訴訟の4割は魔法がらみで、弁護士たちは原告たちに、被告を魔法で呪わないよう、厳しく指導している。また、動物に変化する魔術は暇つぶしとして人気があるそうだ。

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  • 「最後の審判」の予言がハズレたら終末論を伝道するグルはどう取り繕うのか

    幸いにも私たちは、10月7日が過ぎても、まだ生きている。今世紀だけでも、すでに20回以上の「携挙の日」が訪れ、その度、信ずる者たちは天に召されることを期待していた。最も最近ではつい2ヶ月前。この日、劫火が世界を焼き尽くし、大勢の不信者が黒焦げになり、神に選ばれし者だけが生き残る予定であった。

  • メキシコで繰り広げられる 血染めの黒ミサ

    メルボルンを拠点にする写真家、ヴィンセント・ロングは、数ヶ月間、中米に滞在していた。彼は滞在中に撮影した写真を見せてくれたが、何を撮らえたのか全く見当もつかなかったので、興味をそそられた。そこで、彼が撮らえた「メキシコの黒ミサ」を、彼自身の言葉で綴ってもらうことにした。