Hip-Hop
ケンドリック・ラマーが語る、フッドへの想い
アルバム『To Pimp a Butterfly』発売後にコンプトンで取材したインタビューから読み解く、時代の寵児ーケンドリックが考えるローカル・コミュニティとは。
日本語ラップとホモフォビア、 そしてゲイ、エイズ、性癖について 〈西新宿パンティーズ〉が語る!!
同性愛嫌悪、ホモフォビアが歌われてきた歴史が、米国のラップシーンにはある。それを追随する形で生まれた日本のヒップホップシーンにおいても、当然のように、これらのワードが飛び交っていた。そんなシーンにおいて、LGBTQを自認するひとびとが中心となった〈西新宿パンティーズ〉を取材した。自らの性が差別されがちな世界に、あえて踏み込んだ理由、そして、何を歌うのか?
チャイニーズヒップホップの希望の星 HIGHER BROTHERS
ニュー・アルバム『Five Stars』をリリース。「世界じゅうに〈Worldwide Shit〉を」と意気込むHIGHER BROTHERS。ゴリゴリのトラップを聴かせる4ピースは今、飛躍のときを迎えている。
完全復活 THE BLACK EYED PEASの新曲ビデオ プレミア公開
2018年7月11日(現地時間7月10日)。THE BLACK EYED PEASは、新曲〈Get It〉をNoiseyでプレミア公開した。〈Pulse Films〉のベン・モーが監督を務めたこの映像は、暴力的な警察の残忍さを描き、こんにちの米国、ひいては世界の現実、さらに、そこで生きる意味を知ることが私たちにとって、いかに重要かを物語っている。
MY STYLEを貫き通す〈TENG GANG STARR〉
〈TENG GANG STARR〉は、kamuiとなかむらみなみによるヒップホップユニット。『AKIRA』や『ブレードランナー』を思わせる近未来的な世界観と、リリックで描かれる、ふたりの生い立ちに惹き付けられた。YouTubeなどで楽曲を聴くことができるが、彼ら自身に纏わる情報はほとんどネット上にはない。そんな正体不明の〈TENG GANG STARR〉の魅力に迫る。
レコード屋の言葉:第3回 〈next. records〉
「〈木造 レコード 床抜け〉って検索したら、実際に床が抜けた事故がヒットしたんですよ(笑)。それからは、お客さんが5人くらい来店されただけでもドキドキしていましたし、床が落ちる夢を何回も見ました(笑)」
東大嫌いの東大生が目指す〈フラットな世界〉
仏像が鎮座する本堂に映し出される神秘的なVJ、それに合わせて志人や2Pac、The Notorious B.I.G.などのヒップホップが流れる。普段は静寂に包まれ、人の出入りもほとんどない〈寺〉とそこを訪れた若者たちの個性的なファッションのコントラストは異様だ。このイベントを手掛けたのが現役東大生のyossi。彼はこう語る。「僕、東大嫌いなんですよ」